print関数の使い方【Python】
こんにちは、クルトンです!
この記事では
print関数の使い方を解説します。
print関数とは
print関数は引数を出力する関数です。
この関数はinput関数と同様に、さまざまなプログラムを書く上で基本となる関数なのでしっかりと使い方を理解しておきましょう。
では早速、print関数の具体的な使い方を見ていきましょう!
文字列や数値、リスト、辞書の出力
文字列や数値、リスト、辞書などはそのまま出力されます。この際に、自動的に改行されます。
コード
print('abc') #文字列 print(100) #数字 print(['A', 'B', 'C']) #リスト print({'p': 0, 'q': 1, 'r': 2}) #辞書
出力結果
abc 100 ['A', 'B', 'C'] {'p':0, 'q':1, 'r':2}
変数の中身を出力
変数を引数にすると、変数の中身が出力されます。
コード
place = 'Tokyo' print(place)
出力結果
Tokyo
改行をせずに出力する
先ほど、print関数は自動的に改行されると説明しました。
しかし、print関数を使っていても改行されたくないときもあります。
このようなときには、引数のendを使います。
引数のendに文字列を指定することで、改行の代わりに指定した文字列を入れることができます。
このときに、空の文字列を指定することで改行せずに出力することができます。
コード
print('a', end='...') print('z') print('car', end='') #空の文字列を指定すると改行せずに出力できる print('pet')
出力結果
a...z carpet
複数の引数を渡す
複数の引数を渡す場合、渡された引数は半角スペースで区切られて出力されます。
引数の型は全て同じでなくても問題ありません。
コード
print('a', 'b', 'c') print(0, 'a', ['X', 'Y', 'Z']) #数字, 文字列, リストと型がバラバラだが出力できる
出力結果
a b c 0 a ['X', 'Y', 'Z']
またこのとき、引数のsepに文字列を指定することで、区切る文字を半角の空白から指定した文字列に変えることができます。
コード
print('a', 'b', 'c') print('a', 'b', 'c', sep=',') print('a', 'b', 'c', sep='')
出力結果
a b c a,b,c abc
リストを複数の引数にする
リストの前に*を付けるとリストが展開されて、複数の引数となります。
つまり
print(*['a', 'b', 'c'])
は
print('a', 'b', 'c')
と同じものになります。
なので、複数の引数の時と同様に引数のsepを使うこともできます。
コード
print(*['a', 'b', 'c']) print(*['a', 'b', 'c'], sep=',') print('a', 'b', 'c', sep='')
出力結果
a b c a,b,c abc
まとめ
- print関数は引数を出力する関数
- 引数のendに空の文字列を指定することで、改行せずに出力できる
- 複数の引数を渡すと、半角スペースで区切られて出力される。この半角スペースは引数のsepを使うことで任意の文字列に変えられる
- リストの前に*を付けることで、複数の引数にできる
今回はprint関数について解説しました。
この関数はinput関数と同様にとてもよく使うのでしっかりと理解しておくことをおすすめします。
ではまたお会いしましょう!さようなら~