input関数の使い方【Python】
こんにちは、クルトンです!
この記事では
input関数の使い方を解説します。
この記事では説明のためにprint関数を用いるので、print関数を知らない方はこちらの記事もあわせてお読みください。
input関数とは
input関数は数値や文字列の入力を受け取るための関数です。
この関数を使うことで、入力した値に応じた出力ができるようになります。
では早速、具体的な使い方を見ていきましょう!
文字列の入力
文字列の入力にはinput関数を用います。
input関数は入力を読み込んで、文字列として返します。
実際に確認してみましょう。
コード
a = input() #abcと入力されるとする print(a) print(type(a)) #type関数によってaの型を表示する
出力結果
abc <class 'str'>
<class 'str'>の「str」は、文字列(string)のことです。
このことから実際に文字列として返されていることが分かります。
また上記のコードのように、input関数で得られる入力値は変数に代入して使われることが多いです。
数値の入力
整数の入力
input関数は文字列を返すため、int関数を用いて文字列を整数に直します。
コード
a = input() #100と入力されるとする。このとき、inputは文字列を返すので、aは文字列「'100'」となる。 a = int(a) #int関数を使って、aを文字列「'100'」から整数「100」にする。 print(a) print(type(a))
出力結果
100 <class 'int'>
「int」は整数(integer)のことなので、整数に変換されていることが分かります。
また、説明のために2行に分けましたが、一般的には
a = int(input())
のように一行で書きます。
小数の入力
input関数は文字列を返すため、float関数を用いて文字列を小数に直します。
コード
a = input() #1.23と入力されるとする。このとき、inputは文字列を返すので、aは文字列「'1.23'」となる。 a = float(a) #float関数を使って、aを文字列「'1.23'」から小数「1.23」にする。 print(a) print(type(a))
出力結果
1.23 <class 'float'>
「float」は浮動小数(float)のことなので、小数に変換されていることが分かります。
また、小数の時も同様に
a = float(input())
と一行で書くことができます。
まとめ
- input関数は「数値や文字列の入力を受け取るための関数」
- input関数は文字列を返すので、数字で受け取りたい場合は int関数や float関数を使って変換する必要がある。
今回はinput関数について解説しました。
この関数はとてもよく使うのでしっかりと理解しておくことをおすすめします。
ではまたお会いしましょう!さようなら~