クルトンのプログラミング教室

Pythonの使い方やPythonを使った競技プログラミングの解法などを解説しています。

さまざまな入力の受け取り方【Python】

こんにちは、クルトンです!

この記事では
様々な入力の受け取り方を解説します。

入力が1行の場合

1行に1つの文字列があるとき

S = input()

1行に半角スペースで区切られた複数の文字列があるとき

一つずつ変数として受け取る
a, b, c = input().split()

このとき、変数の数は入力される要素の数に合わせて下さい。

リストとして受け取る
L = input().split()

1行に1つの整数があるとき

N = int(input())

1行に複数の整数があるとき

一つずつ変数として受け取る
a, b, c = map(int,input().split())

この場合も、変数の数は入力される要素の数に合わせて下さい。

リストとして受け取る
L = list(map(int,input().split()))

また、入力が小数の場合はint関数のかわりにfloat関数を用いる。

入力が複数行の場合

複数行(N行)に1つずつ文字列があるとき

一回ずつ受け取る
for _ in range(N):
    S = input()
リストとして受け取る
L = [input() for _ in range(N)]

まとめ

  • input関数によって入力を受け取る
  • 一行当たりに複数の入力がある場合はsplitメソッドを用いる
  • 一行当たりに複数の入力がある場合に、文字列を数値に変換するときはmap関数を用いる
  • 複数行の入力があるときには、for文を用いる


今回は様々な入力の受け取り方について解説しました。

競技プログラミングなどでは必須の知識なので、競技プログラマーの人は暗記しておきましょう!

ではまたお会いしましょう!さようなら~