if文の使い方(elif, else文も含む)【Python】
こんにちは、クルトンです!
この記事ではif文の使い方を解説します。
if文
if文とは
if文は条件によって処理を変えるときに使われる書式のことです。
if文の書き方
if文は以下のように書かれます
if 条件式:
処理
if文では、条件式が真であれば処理が実行されます。
条件式が偽であるときは処理が実行されません。
では、具体的な使い方を見ていきましょう!
if文の使い方
コード
if 0 < 1: print('A') if 0 > 1: print('B')
出力結果
A
一つ目のif文では
0 < 1
が条件式となっています。
これは真であるため、「print('A')」が実行され、Aが表示されます。
また、二つ目のif文では
0 > 1
が条件式となっています。
これは偽であるため、処理は実行されず、なにも表示されません。
これがif文の使い方になります。
else文
else文とは
if文だけでは、条件式が偽であるときの処理を書くことができません。
そのようなときにはelse文を使います。
else文の書き方
else文は以下のように書かれます
if 条件式: 処理1 else: 処理2
このとき、条件式が真であれば処理1が、条件式が偽であるときは処理2が実行されます。
では、具体的な使い方を見ていきましょう!
else文の使い方
コード
if 'apple' == 'banana': print('Yes') else: print('No')
出力結果
No
このif文では
'apple' == 'banana'
が条件式となっています。
これは偽であるため、「print('No')」が実行され、Noが表示されます。
elif文
elif文とは
if文とelse文だけでは、条件式を1つしか使うことができません。
条件式を増やしたいときにはelif文を使います。
else文の書き方
else文は以下のように書かれます
if 条件式1: 処理1 elif 条件式2: 処理2 elif 条件式3: 処理3 ⁝ else: 処理
このとき、条件式1が真であれば処理1が実行されます。
そうでなければ、条件式2に移動します。
そして、条件式2が真であれば処理2が実行されます。
もし、条件式が真でなければ、条件式3に移動します。
これを繰り返して、すべての条件式が偽であったときは、else文の処理が実行されます。
では、具体的な使い方を見ていきましょう!
else文の使い方
コード
fruit = 'banana' if fruit == 'apple': print("この果物はリンゴです") elif fruit == 'banana': print("この果物はバナナです") else: print("この果物はリンゴでもバナナでもありません")
出力結果
この果物はバナナです
最初のif文では
fruit == 'apple'
が条件式となっています。
今回、fruitの中身は'banana'であるため、これは偽であり、つぎのelifに移動します。
elif文では
fruit == 'banana'
が条件式となっています。
これは真であるので、「print("この果物はバナナです")」が実行されて、「この果物はバナナです」と表示されます。
まとめ
- if文は条件によって処理を変えたいときに使われる
- else文は条件式が偽のときの処理を書くために使われる
- elif文は条件式を増やすために使われる
今回はif文について解説しました。
if文が使えるようになるとできることが格段に増えます。しっかりと使えるようになりましょう!
ではまたお会いしましょう!さようなら~