クルトンのプログラミング教室

Pythonの使い方やPythonを使った競技プログラミングの解法などを解説しています。

ゼロから始めるプログラミング(第0回)~プログラミングって何?~

こんにちは、クルトンです!
この記事は
  • プログラミングって何?
  • 何かは知ってるけど始め方が分からない...
という人のために書きました。
 
今回は
についてお話しようと思います。
 

実際にプログラムを書くのは第一回からなので、
すぐにプログラムが書きたい方は飛ばしていただいても大丈夫です!

 

プログラミングとは

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プログラミングは、一言でいうと「コンピューターに指令を出すこと」です。
 
プログラミングでは、まずコンピューターに指令を出すための文章(コード)を書きます。
しかし、コンピューターは人間の言葉で書かれた文章を読むことはできません。
そのため、コンパイラインタプリタというものを使ってコンピューターが理解できる文(プログラム)にします。
そして、その文章をコンピューターに読み取らせて実行させます。
 
つまり
  1. 人間が指令書を書いて
  2. 機械の言葉に翻訳し
  3. それをコンピューターが読み取って実行する
ということです。
 
しかし、日本語や英語で書かれた文章をコンピューターが理解できる文に翻訳することはできません。
そのため、プログラミングではプログラミング言語という特殊な言葉が使われています。
このプログラミング言語はとても種類が多いので、何を学ぶか迷われると思います。
 
なので、ここからはおすすめの言語を紹介します。
 

おすすめの言語

 

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ズバリ言うと、僕がおすすめする言語はPythonです。
 

 

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おすすめする理由

理由は以下の3つです。
  • 環境構築がしやすい
  • コードが書きやすい
  • ライブラリが豊富
環境構築のしやすさ
環境構築というのは「プログラミングをするための環境を作ること」です。
プログラミングをするためには
が必要となります。
これらは通常では個別にダウンロードする必要があります。
 
しかし、PythonにはAnacondaというエディターとインタプリタが入っている無料ソフトがあります。
そのため、Pythonはこのソフトをダウンロードするだけで簡単に環境構築ができます。
コードの書きやすさ
プログラミング言語インタプリタ言語とコンパイラ言語に分けることができます。
インタプリタ言語はコンパイラ言語に比べて処理速度は遅いのですが、コードを書く量が少ないというメリットがあります。
 
当然ですが、コードを書く量が少ないほうがミスはしづらく、エラーも起きにくいです。
 
そのため、インタプリタ言語であるPythonは、コードを書く量が少なく、初心者にお勧めだと言えます。
ライブラリの豊富さ
まずライブラリについて説明します。

ライブラリとは、「特定の目的のために書かれたプログラムのファイルをまとめたもの」のことです。

これをプログラムの部品として使うことで、簡単にプログラムを書くことができます。
Pythonはライブラリが豊富なので、データ分析やAIの開発、ゲーム制作、アプリ制作など様々なことができます
 
また、このライブラリはコンパイル言語で書かれているものも多く、
これらを使うことでPythonの実行速度が遅いという弱点を補うことができます
 
このように、Pythonには
  1. 環境構築がしやすいため始めやすく
  2. コードを書く量が少ないためミスをしづらく
  3. ライブラリが豊富でさまざまなことができる
というメリットがあります。
以上の点からPythonを学習する事をおすすめします。
 

まとめ

今回は
  • プログラミングは、人がプログラミング言語で書いた指令文を→機械語に翻訳して→コンピューターに実行させる事
  • Pythonは準備が簡単で、ミスをしづらく、ライブラリが豊富なので初心者にはおすすめ
ということを説明しました。
 
次回からはPythonを使って実際にプログラムを書いてもらおうと思います。
ではまた次回お会いしましょう!さようなら~